「感情が溜まっているような気がして」とiiyoが
大船の北口から、東口に引っ越してまもなくの頃来て頂いていたTさんでした。
お顔が少し元気がない感じに見えました。
お話を伺うと、「40才近くになって恋愛をしていないのはつまらないなと思っていたら出会ってしまって、
鍵を渡すようになったら自分が考えていた人とはまるで違って、3ヶ月で別れました」
相手の方のお名前を伺ったら、「別れてくれて良かったですね」いう言葉が思わず口をついて出てしまう
ような方でした。
さっそくTさんのお体を拝見すると、「私を何だと思っているの!」
というような怒りの感情がみぞおちやお腹のあたりから、吹き出すように出てきました。
施術が終わってから、「自分が抱えているのは悲しみの感情かと思っていたんですが、怒りだったんですね。」
「直感では、ちょっとやばいかもと思っていたんですが・・・」とおっしゃり、
「今度はもっと自分の感情や直感を大事にすると良いですよね。もうご自分ではわかっていたのですものね。」
と申し上げると、「自分を大事にていなかったんですね。何とかなるような気がしていました」
と諸々の思いを整理するようにおっしゃいました。
帰り際、「楽になりました」とTさんは爽やかな笑顔でお帰りになりました。
年齢というのは魔物です。それに囚われてしまうと、自分を見失うことがあります。
「もう何歳だから」は禁句です。
実際、40才頃は大きなターニングポイントかもしれません。
40歳を迎えた時、どうこれから生きて行けば良いのかと年齢を強く意識した覚えがあります。
でも肉体は年をとるけれど、わたしたちの内側は年をとりません。
永遠に輝いている存在が真の自分自身だといわれています。
内なる自分を信じて明日に向かって行って欲しいと思います。
Tさんのお幸せを祈りつつ・・
(写真はiiyoのエントランスです)