「ばかとハサミは使い用」とよく巷で言われることですが、体重計も然りと
思うのです。
知り合いのお嬢さんが最近細っそりしたなと思って、「痩せたでしょう?」
と声をかけると、「ええ、一年間で6キロ痩せました」「どうやって痩せたの」
と尋ねると、「タニタの体重計は0.いくつまで出るんです。それに毎日必ず
乗るようにしたんです」との返事が返ってきました。
0.以下が出ることで、食べた結果がはっきり出るから、頭は勝手に『
もうこれi以上食べないぞ!』と考えるのではないでしょうか?いわゆる『
計るだけダイエット』をされたのです。
今日2年ぶりくらいにH青年が、肩こりがひどいということで、アロマを受けに
来てくださいました。2年前くらいはロック歌手のようにカッコ良かったのに
大分太っていました。「太ったわね」と言うと「はい。運動を止めてから」と残念そうな
返事でした。先の体重計に乗る話をし、「本当に結果を出したかったら、折れ線グラフ
に記録すると良いのよ」と言うと「分かりました。居間に紙を貼ってやります!」と明るい
返事でした。
太っている方に「体重計に乗っていますか」と尋ねると、「怖くて乗れません」
という判事が返ってきます。自分が体重計に乗るのは1年後、細っそりするためだと
5キロでも、10キロでも痩せているイメージを持てば、怖くて乗れないは克服できる
のではないでしょうか。
体重計を毎日、できたら朝、晩、上手につかって自然に痩せたいものです。
Hさんは2年前よりは太ったけれど、将来の見取り図を話す瞳は輝いていました。
考え方もしっかりとし、頼もしく素敵でした。きっと彼ならダイエットも結果を出す
ことでしょう。
彼の夢が叶いますように。成功を祈りつつ。