若年性認知症で、妹の症状は進みつつありました。
首が前に屈折して、鎖骨の辺りに首を落としていました。
背骨から首にかけて腫れていて、その辺りが腫れぼったくなっています。
3週間ほど、その首のマッサージをしに通いました。
目に見えた変化はなく、その辺りに鬱屈した感情がまだまだあるという感じでした。
ひたすら、それをマッサージをしながら解放しました。
そして、お盆があって2週間ぶりに行くと、やや、首が持ち上がっていました。
「お盆でね。新潟にに行って来たんだよ。」
「皆ね。元気だったよ」と言うと、
「ふう〜ん・・」と妹は聞いているそぶりです。
首に触ると、やや、柔らかくなっています。そして、1時間半ほどマッサージを終え、
妹のお昼に付き添い、姪やら、甥やらと帰る時
妹が私を「だいすきだよ」と言い、皆には、「お世話様」
と言って別れました。
妹は別れ際をちゃんと認知していました。
「大好きだよ」と言ったのは、わたしのマッサージへのお礼なのかもしれません。
最初は痛がって、私の手を払おうとしていたのが、だんだん今は心地よくなってきたのでしょう。
黙って委ねています。
色んな人を見させていただいているけれど、病は感情を溜めこむことから起こるのだなということが
益々、実感させられています。
感情のコントロール、つまり感情の浄化、それが普段できていれば、
わたしはちはハッピーな人生を送ることができるのだなと思っています。
8月ももう少しです。
暑さ寒さも彼岸まで。残暑を乗り切りましょう!