(みれいちゃんまだかな)
娘はよく、「猫がこんなにかわいいなんて誰も教えてくれなかった!」
かわいさを、恨み節の嘆きに変えてよくつぶやいていた。
さすが今は言わなくなったが、その分、猫に向かって「可愛い!!って言われない?言われるでしょう!」
と話しかけている。
ジブ君は困っているかもしれないが、「いつものことだ」というように、
「ゴロゴロ、ゴロゴロ」とと「あなたの気持ちは受け取りました」
と言わんばかりにご機嫌に反応している。
ジブ君とおすまし花ちゃんには存在の素晴らしさに圧倒される。
ジブ君は365日上機嫌、これは本当に見習わなければならない。
花ちゃんはリンとお澄まし美人だが、(娘は「つぶれ饅頭」と言っているけど)
お茶目さんでもある。わたしとよく手遊びや鬼ごっこをする。
夜中に謎のダッシュをして、廊下や居間を掛けて運動解消をしているようだ。
花ちゃんは私の暖かい布団に入ってきては、私が寝返りを打って反対向きになると
布団から出てしまい、「お母さんの向き側に入れて!」とばかりに私の頭をコツンコツンと小さく叩く。
同じ向き側でないと無視されているように感じるみたいだ。
夜中だけれど、笑ってしまう。
(眠くてとろけそう)
サザエさん家の玉ちゃんも、あのアニメで家族の一員を見事演じているけれど
我が家も、この子たちのいない人生は考えられない。
いつも無垢な魂に心を洗われている。
動物を飼うと、夜の外出が億劫になる。
猫たちの待つ家路に一刻も早く帰りたくなるのだ。
早く温かくなって、おもいっきり猫たちが日向ぼっこが楽しめるといい!
(ちょっと重くなったけど、まだ登れるよ)