自宅の近所にお住まいのヒロコさんがお越しくださいました。
ヒロコさんはエニアグラム(9つの数字から見る性格判断)の勉強会を
主催していらっしゃって、大変な方をよくご紹介くださいました。
そういうお仕事のせいか、エネルギーにも敏感でいらっしゃいます。
でも、「今日はとってもすっきりしているんですけど、こういう時
アロマ受けると良いのかなと思って・・」
ということでお体を拝見致しました。
ところが、お腹周りにゴロゴロとした固まりがあって
ちょっと触っても「痛い!」と仰います。
ゴロゴロが過ぎると、板のように固い、平たいものがおへそから胃にかけて
存在します。
ヒロコさん曰く
「漢方の先生に聞いたことがあるんですけど、
この固まりは『癪の種』と言うんですってね。そして、板のようになるのを
つまり『腹が立つ』という状態なんだそうね。私、大部腹が立っているんだわ」
と教えていただきました。
多くの方は、ヒロコさん仰る『癪の種』の状態ですが、
たまにお腹に板でも入れているかと言う方がいらっしゃいます。
昔から、「腹が立つ」「腸(ハラワタ)煮えくりかえる」「むかっ腹」・・と
お腹に感情が溜まった状態を形容する言葉があります。
この状態だと、結構ネガティブな感情が詰まっているので、
何となく、気分もすぐれず、甘いものを食べたくなったり、
お腹が張ったりしているようです。
ヒロコさんも、その後お尋ねすると、少し前に眩暈がしたりしていたようでした。
眩暈は辛い状態ですから、そちらに気を取られていると、他は見過ごしてしまいます。
でも、ヒロコさんの直感は知っていて、アロマを受けようと思ったのでしょう。
アロマを終えたヒロコさんは清々しい笑顔で、皮のジャケットを格好よく着こなして
お帰りになりました。
もう、桜の開花が宣言されました。賑やかな、心気ぜわしい日々が暫く続きますね・・
(庭の網がさ百合、スイセンが咲き終わるや、春を宣言しにやってきます!)