(フミコさんの好きなつわぶき)
今日はフミコさんがおいでくださいました。
フミコさんは沖縄のご出身です。
それでよく、沖縄のことをお聞きします。
小学校卒業後、内地に出てきたフミコさんですが、
故郷への思いには一入のものがあります。
「沖縄の自分が遊んでいた所へ帰ると、道端の草までもが愛おしいのよ」
とよく仰っていました。
沖縄戦は、神戸に住んでいたので、ご自身は体験がなかったそうですが、
帰省したら、「山や川も全部無くなっていた。平になっていたんだよ。
『国破れて山河在り』というのに、山河もなくなっていたんだよ」
とのことでした。
二人に一人は亡くなったと聞いていた沖縄戦でしたが、
山河もなくなるほどの破壊が行われたということには、
驚きました。
今辺野古埋め立てがニュースで取りざたされていますが、もう、沖縄を
これ以上壊さないでほしいなと、フミコさんの話を聞きながら改めて思いました。
わたしはまだ一度も沖縄の地を踏んでいませんが、広島同様、
一見は百聞に如かず、戦争の爪痕を見る責務があるように思いました。
そしてもっともっと沖縄のことに関心を持とうと思いました。
フミコさんは生き証人です。
長生きして、もっともっと教えてくださいね!
(我が家のゴーヤ。フミコさんはゴーヤより、ヘチマがお好きですが・・)